今日の株式見通し-軟調か 長期金利が上昇し米国株の下げが続く
東京市場は軟調か。米国株は下落。ダウ平均は162ドル安の32757ドルで取引を終えた。改めての売り材料は乏しかったものの、反転のきっかけをつかめず3指数は横ばいスタートから下げ幅を拡大。長期金利の上昇を受けてナスダックが1.5%安と大きめの下げとなった。ドル円は足元136円80銭近辺で推移している。CME225先物は円建てが大証日中終値と比べて50円安の27170円、ドル建てが25円安の27195円で取引を終えた。
下げ止まらない米国株を受けて、日本株も連れ安の展開を予想する。国内では日銀会合の結果発表があるが、金融政策は現状維持が濃厚で引け後の黒田総裁会見に注目が集まることから、売買自体が手控えられやすい。連日の下げで値ごろ感は出てきており、米国株も大きく崩れたわけではないことから、日経平均は節目の27000円は下値のメドとして意識されると考える。ただ、米国株が反転しないことには世界株安への警戒が拭い切れないことから、プラス圏に浮上するような場面があっても、そこでは戻り売りが上値を抑えることになるだろう。日経平均の予想レンジは27050円-27300円
下げ止まらない米国株を受けて、日本株も連れ安の展開を予想する。国内では日銀会合の結果発表があるが、金融政策は現状維持が濃厚で引け後の黒田総裁会見に注目が集まることから、売買自体が手控えられやすい。連日の下げで値ごろ感は出てきており、米国株も大きく崩れたわけではないことから、日経平均は節目の27000円は下値のメドとして意識されると考える。ただ、米国株が反転しないことには世界株安への警戒が拭い切れないことから、プラス圏に浮上するような場面があっても、そこでは戻り売りが上値を抑えることになるだろう。日経平均の予想レンジは27050円-27300円