ニューヨーク外国為替市場概況・24時 ドル円、強含み

 23日のニューヨーク外国為替市場でドル円は強含み。24時時点では132.97円と22時時点(132.68円)と比べて29銭程度のドル高水準だった。米10年債利回りが3.74%台まで上昇幅を拡大したことをきっかけに買いが強まり、節目の133.00円を上抜けて133.14円まで上値を伸ばした。米ミシガン大学が発表した1年期待インフレ率が2021年6月以来の低水準となったことを受けて0時過ぎには132.83円付近まで失速する場面も見られたが、反応は一時的だった。
 なお、11月米PCEコアデフレーターは前月比・前年比ともに市場予想通りの結果となった。

 ユーロ円も強含み。24時時点では141.09円と22時時点(140.91円)と比べて18銭程度のユーロ高水準だった。ドル円の上昇につれる形で買いが入り、一時141.20円と日通し高値を付けた。

 ユーロドルは24時時点では1.0610ドルと22時時点(1.0621ドル)と比べて0.0011ドル程度のユーロ安水準だった。米長期金利の上昇を受けて1.0593ドル付近まで下押ししたが、1.05ドル台後半では押し目買いが入るなど下値は限られた。

本日これまでの参考レンジ 
ドル円:132.16円 - 133.14円
ユーロドル:1.0587ドル - 1.0633ドル
ユーロ円:140.07円 - 141.20円


(越後)
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