ニューヨーク外国為替市場概況・4時 ドル円、上値抑えられる

 21日のニューヨーク外国為替市場でドル円は上値が抑えられる。4時時点では132.23円と2時時点(132.36円)と比べて13銭程度のドル安水準。一時上昇に転じていた米10年債利回りが、3.70%手前から3.66%台まで低下していることで上値が抑えられている。

 ユーロドルは小高い。4時時点では1.0609ドルと2時時点(1.0598ドル)と比べて0.0011ドル程度のユーロ高水準だった。ポンドドルの売りに連れて1.0591ドルまでじり安となったが、ユーロポンドの買いも散見されたことで一方的な動きにはならなかった。米金利がやや低下していることで、ユーロドルは小高く推移している。
 なお、ポンドは一時下値を広げた。欧州時間から続いているポンドの売りがNY時間でも継続された。対ドルでは一時1.2055ドル、対ユーロでは11月15日以来となる0.8790ポンドまでポンド安が進んだ。

 ユーロ円は小動き。4時時点では140.30円と2時時点(140.28円)と比べて2銭程度のユーロ高水準。ドル相場になっていることもあり、ユーロ円は140円前半で小動き。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:131.50円 - 132.53円
ユーロドル:1.0591ドル - 1.0644ドル
ユーロ円:139.67円 - 140.77円

(松井)
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