ニューヨーク外国為替市場概況・24時 ドル円、伸び悩み

 21日のニューヨーク外国為替市場でドル円は伸び悩み。24時時点では132.21円と22時時点(131.86円)と比べて35銭程度のドル高水準だった。NY時間に入ると、昨日急騰した円に対する調整売りが優勢になった。米国株高で対豪ドル中心に円売りが進んだ影響も受けて一時132.53円まで本日高値を伸ばした。一方、戻り売り意欲も強いなかで一巡後は再び132円を割り込むなど、値動きが荒い。

 ユーロドルは一転下落。24時時点では1.0602ドルと22時時点(1.0630ドル)と比べて0.0028ドル程度のユーロ安水準だった。米長期金利の低下などを支えに一時1.0644ドルまで上昇したが、米金利低下が一服すると失速。足もとで1.06ドル台半ばで抑えられ続けているうえ、12月米消費者信頼感指数が予想より強かったこともあり、0時過ぎには1.0597ドルまで一転下落した。

 ユーロ円は伸び悩み。24時時点では140.18円と22時時点(140.17円)と比べて1銭程度のユーロ高水準だった。全般円安が進んだ流れに沿って一時140.77円まで値を上げたが、円売りが一服すると140円台前半まで失速している。

本日これまでの参考レンジ 
ドル円:131.50円 - 132.53円
ユーロドル:1.0597ドル - 1.0644ドル
ユーロ円:139.67円 - 140.77円


(越後)
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