ニューヨーク外国為替市場概況・24時 ドル円、戻り鈍い

 20日のニューヨーク外国為替市場でドル円は戻りが鈍い。24時時点では132.28円と22時時点(132.69円)と比べて41銭程度のドル安水準だった。NY勢が参入し始めると、日銀による事実上の利上げを手掛かりとした売りが再開。0時過ぎには一時132.14円付近まで下押しした。
 なお、11月米住宅着工件数は予想を上回った半面、建設許可件数は予想より弱いなど、強弱入り混じる内容だったこともあり、米住宅指標に対する反応は限られた。

 ユーロドルは下値が堅い。24時時点では1.0635ドルと22時時点(1.0614ドル)と比べて0.0021ドル程度のユーロ高水準だった。22時過ぎに1.0600ドルを割り込む場面があったが、ドル円が再び下落したことで1.0630ドル台まで切り返している。

 ユーロ円は24時時点では140.68円と22時時点(140.83円)と比べて15銭程度のユーロ高水準だった。円買い圧力が継続したため、戻りは依然として鈍い。

本日これまでの参考レンジ 
ドル円:132.00円 - 137.48円
ユーロドル:1.0579ドル - 1.0651ドル
ユーロ円:140.16円 - 145.83円


(越後)
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