ニューヨーク外国為替市場概況・2時 ドル円、下げ幅大幅拡大

 20日のニューヨーク外国為替市場でドル円は下げ幅を大幅に拡大。2時時点では131.08円と24時時点(132.28円)と比べて1円20銭程度のドル安水準。NY勢参入後の買い戻しも133円には届かず、132.00円や131円後半には買いオーダーが散見されたが、買いオーダーをこなすと8月2日以来となる131.00円まで下値を広げた。日銀による実質利上げは欧米でもサプライズだったこともあり、すでに東京高値から6円48銭まで下げ幅を大幅に拡大している。

 ユーロドルはもみ合い。2時時点では1.0634ドルと24時時点(1.0635ドル)と比べて0.0001ドル程度のユーロ安水準だった。対円でのドル売りに連れて24時過ぎには1.0658ドルまでドル売り・ユーロ買いが進む場面もあったが、クロス円の売りに上値は抑えられ1.06ドル前半でもみ合い。

 ユーロ円は弱含み。2時時点では139.40円と24時時点(140.68円)と比べて1円28銭程度のユーロ安水準。ドル円の動きに連れてユーロ円は9月28日以来となる139.27円まで弱含み。なお、クロス円は全面安でポンド円は159.08円、豪ドル円は87.28円、NZドル円は82.90円まで下落。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:131.00円 - 137.48円
ユーロドル:1.0579ドル - 1.0658ドル
ユーロ円:139.27円 - 145.83円


(松井)
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