ニューヨーク外国為替市場概況・21日 ドル円、反発
21日のニューヨーク外国為替市場でドル円は反発。終値は132.46円と前営業日NY終値(131.73円)と比べて73銭程度のドル高水準だった。NY勢が円売り・ドル買いで参入し、23時過ぎに一時132.53円と本日高値を付けた。上値では戻り売り意欲が強いなかで一巡後は131.80円付近まで伸び悩む場面があったが、下値は限定的。一時は3.61%台まで低下していた米10年債利回りが3.70%手前まで一転上昇すると132.51円付近まで再び値を上げた。
米20年債入札後に米金利が再び低下すると132.09円付近まで下押ししたが、132円台を維持して取引を終了した。市場では「12月相場で市場の流動性が悪化するなか、昨日の日銀による金融政策修正における円急騰は行き過ぎたため、その反動が出た模様」との指摘があった。
ユーロドルは3営業日ぶりに反落。終値は1.0605ドルと前営業日NY終値(1.0624ドル)と比べて0.0019ドル程度のユーロ安水準だった。1.06ドル台前半を中心に上下する展開となった。一時1.0644ドルまで上昇する場面があったが、足もとで1.06ドル台半ばで抑えられ続けていることもあり、上値は限定的だった。NY午後に米長期金利が一時上昇に転じると1.0591ドルの安値まで下げたが、売りも続かなかった。
ユーロ円は反発。終値は140.46円と前営業日NY終値(139.95円)と比べて51銭程度のユーロ高水準だった。総じてドル円につれる展開となった。NY序盤に140.77円まで上げた後140円付近まで失速したが、下値は堅かった。
本日これまでの参考レンジ
ドル円:131.50円 - 132.53円
ユーロドル:1.0591ドル - 1.0644ドル
ユーロ円:139.67円 - 140.77円
(越後)
米20年債入札後に米金利が再び低下すると132.09円付近まで下押ししたが、132円台を維持して取引を終了した。市場では「12月相場で市場の流動性が悪化するなか、昨日の日銀による金融政策修正における円急騰は行き過ぎたため、その反動が出た模様」との指摘があった。
ユーロドルは3営業日ぶりに反落。終値は1.0605ドルと前営業日NY終値(1.0624ドル)と比べて0.0019ドル程度のユーロ安水準だった。1.06ドル台前半を中心に上下する展開となった。一時1.0644ドルまで上昇する場面があったが、足もとで1.06ドル台半ばで抑えられ続けていることもあり、上値は限定的だった。NY午後に米長期金利が一時上昇に転じると1.0591ドルの安値まで下げたが、売りも続かなかった。
ユーロ円は反発。終値は140.46円と前営業日NY終値(139.95円)と比べて51銭程度のユーロ高水準だった。総じてドル円につれる展開となった。NY序盤に140.77円まで上げた後140円付近まで失速したが、下値は堅かった。
本日これまでの参考レンジ
ドル円:131.50円 - 132.53円
ユーロドル:1.0591ドル - 1.0644ドル
ユーロ円:139.67円 - 140.77円
(越後)