ニューヨーク外国為替市場概況・24時 ドル円、一進一退

 22日のニューヨーク外国為替市場でドル円は一進一退。24時時点では132.32円と22時時点(132.08円)と比べて24銭程度のドル高水準だった。7-9月期米国内総生産(GDP)確定値が上方修正されたほか、個人消費やコアPCEも予想より強い内容だったことで米長期金利の上昇とともに買いが強まった。昨日高値の132.53円を上抜けると目先のストップロスを巻き込みながら132.72円まで買い上げられた。一方、米金利上昇が続かなかったうえ、米国株が軟調に推移したことでクロス円が売られたため132.10円台まで失速した。

 ユーロドルは弱含み。24時時点では1.0608ドルと22時時点(1.0637ドル)と比べて0.0029ドル程度のユーロ安水準だった。良好な米経済指標を手掛かりにドル高が進むと、一時1.0587ドルまで値を下げた。もっとも、米金利上昇が一服すると1.06ドル台前半を回復した。

 ユーロ円は24時時点では140.36円と22時時点(140.49円)と比べて13銭程度のユーロ安水準だった。140円台前半から半ばで方向感が出なかった。

本日これまでの参考レンジ 
ドル円:131.65円 - 132.72円
ユーロドル:1.0587ドル - 1.0659ドル
ユーロ円:139.96円 - 140.66円


(越後)
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