今日の株式見通し=堅調か 米国株は三連休を前に上昇

 東京市場は堅調か。先週末の米国株は上昇。ダウ平均は176ドル高の33203ドルで取引を終えた。11月個人消費支出(PCE)価格指数が予想を上回ったことなどからインフレ長期化懸念で売られる場面もあったが、原油高を受けてエネルギー株などに買いが入り、3指数がそろってプラスで終えた。ドル円は足元132円80銭近辺で推移している。CME225先物は円建てが大証日中終値と比べて65円高の26215円、ドル建てが90円高の26240円で取引を終えた。

 本日は米国や欧州など海外の多くの市場が休場。米国株は足元の基調が強くはなかった中、三連休を前に強めの経済指標を確認しても上昇した。日本株も米国株高を好感して、押し目買いが優勢になると予想する。ただ、米国では長期金利が上昇しており、この点は警戒材料となる。本日は市場参加者がかなり少なくなると見込まれるだけに、腰の入った買いも期待しづらい。下値は固いとみるものの、高くなったところでは戻り売りが上値を抑えるであろう。小幅高でもみ合う時間帯が多くなりそうだ。日経平均の予想レンジは26150円-26400円
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