ニューヨーク外国為替市場概況・28日 ドル円、4日続伸
28日のニューヨーク外国為替市場でドル円は4日続伸。終値は134.47円と前営業日NY終値(133.49円)と比べて98銭程度のドル高水準だった。米10年債利回りが3.80%台まで低下すると円買い・ドル売りが先行。22時前に一時133.40円付近まで値を下げた。ただ、アジア時間に付けた日通し安値133.38円が目先サポートとして働くと買い戻しが優勢に。米10年債利回りが3.89%台まで上昇したことも相場の支援材料となり、6時過ぎには134.50円と日通し高値を更新した。
なお、この日発表の12月米リッチモンド連銀製造業景気指数は予想を上回った一方、11月米住宅販売保留指数は予想を下回るなど強弱入り混じる結果となった。
ユーロドルは4営業日ぶりに反落。終値は1.0612ドルと前営業日NY終値(1.0640ドル)と比べて0.0028ドル程度のユーロ安水準だった。米長期金利の低下を受けてユーロ買い・ドル売りが先行。23時30分過ぎに一時1.0674ドルと日通し高値を付けた。ただ、米長期金利が上昇に転じると一転下落した。6時過ぎには1.0607ドルと日通し安値を付けた。
ユーロ円は4日続伸。終値は142.71円と前営業日NY終値(142.03円)と比べて68銭程度のユーロ高水準。21時30分過ぎに一時142.15円付近まで下げたものの、24時過ぎには142.86円付近まで上昇。そのあとは142円台半ばで値動きが鈍った。市場では「新規の取引材料に乏しいうえ、年末を控えて積極的に持ち高を傾ける展開にはならなかった」との声が聞かれた。
本日の参考レンジ
ドル円:133.38円 - 134.50円
ユーロドル:1.0607ドル - 1.0674ドル
ユーロ円:141.87円 - 142.94円
(中村)
なお、この日発表の12月米リッチモンド連銀製造業景気指数は予想を上回った一方、11月米住宅販売保留指数は予想を下回るなど強弱入り混じる結果となった。
ユーロドルは4営業日ぶりに反落。終値は1.0612ドルと前営業日NY終値(1.0640ドル)と比べて0.0028ドル程度のユーロ安水準だった。米長期金利の低下を受けてユーロ買い・ドル売りが先行。23時30分過ぎに一時1.0674ドルと日通し高値を付けた。ただ、米長期金利が上昇に転じると一転下落した。6時過ぎには1.0607ドルと日通し安値を付けた。
ユーロ円は4日続伸。終値は142.71円と前営業日NY終値(142.03円)と比べて68銭程度のユーロ高水準。21時30分過ぎに一時142.15円付近まで下げたものの、24時過ぎには142.86円付近まで上昇。そのあとは142円台半ばで値動きが鈍った。市場では「新規の取引材料に乏しいうえ、年末を控えて積極的に持ち高を傾ける展開にはならなかった」との声が聞かれた。
本日の参考レンジ
ドル円:133.38円 - 134.50円
ユーロドル:1.0607ドル - 1.0674ドル
ユーロ円:141.87円 - 142.94円
(中村)