ニューヨーク外国為替市場概況・2時 ドル円、戻り限定的

 29日のニューヨーク外国為替市場でドル円は戻り限定的。2時時点では133.15円と24時時点(133.04円)と比べ11銭程度のドル高水準だった。米10年債利回りは、時間外取引でロンドンタイムにいったん下げ渋った3.837%前後を下抜け、3.83%割れまで低下幅を広げた。ドル円は0時前につけた132.91円を目先の下値に、一時133.37円前後まで戻したものの反発力は限られやや押し戻された。

 ユーロドルは底堅い。2時時点では1.0666ドルと24時時点(1.0644ドル)と比べて0.0022ドル程度のユーロ高水準だった。米長期金利の低下を支援に、ユーロ高・ドル安方向へ推移。1.0671ドルまで、わずかながら上値を広げた。

 ユーロ円は142円台を回復。2時時点では142.04円と24時時点(141.62円)と比べ42銭程度のユーロ高水準だった。NY序盤にドル円の円高推移の影響で141.58円まで下落したものの下げ止まり、ユーロドルの底堅い動きへ徐々に追随。142.20円付近まで持ち直した。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:132.91円 - 134.47円
ユーロドル:1.0610ドル - 1.0671ドル
ユーロ円:141.58円 - 142.72円

(関口)
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