ニューヨーク外国為替市場概況・4時 ドル円、軟調

 29日のニューヨーク外国為替市場で、ドル円は軟調。4時時点では133.02円と2時時点(133.15円)と比べて13銭程度のドル安水準だった。米7年債入札後、米10年債利回りが3.81%台まで低下。米金利の動きを受けたドル軟化に押され、ドル円はいったん133円割れ。一時132.94円前後と、0時前につけた安値132.91円の下抜けをうかがう様相となった。

 ユーロドルはじり高。4時時点では1.0674ドルと2時時点(1.0666ドル)と比べて0.0008ドル程度のユーロ高水準だった。米金利低下によるドル弱含みで、ユーロドルはユーロ高・ドル安推移。昨日高値1.0674ドルを上回った。15日以来、2週間ぶりの高値1.0690ドルをつけた。

 ユーロ円はさえず。4時時点では141.99円と2時時点(142.04円)と比べて5銭程度のユーロ安水準だった。ユーロドルのじり高に追随できず、再び142円割れ。ドル円同様に円買い優位で、141.94円前後へ下押した。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:132.91円 - 134.47円
ユーロドル:1.0610ドル - 1.0690ドル
ユーロ円:141.58円 - 142.72円

(関口)
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