ニューヨーク外国為替市場概況・2時 ドル円、買い優勢

 4日のニューヨーク外国為替市場でドル円は買い優勢。2時時点では132.00円と24時時点(131.00円)と比べて1円程度のドル高水準だった。欧米株価指数の堅調推移などを支えに、投資家のリスク志向改善を意識した買いの流れが続いた。アジア時間につけた高値131.45円を上抜けると、目先のストップロス注文を巻き込みながら上値を試す展開となり、一時132.19円まで値を上げた。

 ユーロ円も買いが優勢。2時時点では140.17円と24時時点(139.16円)と比べて1円1銭程度のユーロ高水準だった。円が全面安となった流れに沿って140.23円まで上値を伸ばした。  
 また、ポンド円が159.27円、カナダドル円が97.87円まで上昇するなど、他のクロス円も軒並み堅調に推移した。

 ユーロドルは下値が堅い。2時時点では1.0619ドルと24時時点(1.0624ドル)と比べて0.0005ドル程度のユーロ安水準だった。米長期金利の低下幅縮小を手掛かりにした売りが先行し、24時過ぎには1.0581ドル付近まで下押し。ただ、株高を背景にしたリスクオンの買いも入ったため、一巡後は1.0620ドル台まで切り返した。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:129.93円 - 132.19円
ユーロドル:1.0541ドル - 1.0635ドル
ユーロ円:137.88円 - 140.23円


(岩間)
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