ニューヨーク外国為替市場概況・4時 ドル円、弱含み

 5日のニューヨーク外国為替市場でドル円は弱含み。4時時点では133.11円と2時時点(133.57円)と比べて46銭程度のドル安水準だった。米10年債利回りが一時3.69%台まで急速に上昇幅を縮小するなか、132.96円付近まで売りに押された。ブラード米セントルイス連銀総裁が「インフレは依然として高すぎるが、緩やかになっている」「2023年にはインフレが緩和するだろう」などの見解を示したこともドル売りを誘った。

 ユーロドルは下げ渋り。4時時点では1.0536ドルと2時時点(1.0521ドル)と比べて0.0015ドル程度のユーロ高水準だった。ブラード米セントルイス連銀総裁の発言を受けて、全般にドル売りが進んだ流れに沿った。1.0520ドル台でのもみ合いから1.0540ドル台まで下値を切り上げた。

 ユーロ円は4時時点では140.26円と2時時点(140.54円)と比べて28銭程度のユーロ安水準だった。ドル絡みの取引が中心となったため、140円台前半で方向感が乏しくなった。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:131.69円 - 134.05円
ユーロドル:1.0515ドル - 1.0631ドル
ユーロ円:139.97円 - 141.36円

(岩間)
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