ニューヨーク外国為替市場概況・24時 ドル円、下落

 6日のニューヨーク外国為替市場でドル円は下落した。24時時点では133.44円と22時時点(134.66円)と比べて1円22銭程度のドル安水準だった。米労働省が発表した12月米雇用統計では非農業部門雇用者数は前月比22.3万人増と予想の20.0万人増を上回り、失業率は3.5%と予想の3.7%より強い内容となったものの、平均時給が前月比0.3%/前年比4.6%と予想の前月比0.4%/前年比5.0%を下回ったため、米長期金利の低下とともにドル売りで反応した。23時前には一時133.24円と日通し安値を更新した。
 米長期金利の指標である米10年債利回りは3.74%台から3.63%台まで低下した。

 ユーロドルは強含み。24時時点では1.0518ドルと22時時点(1.0495ドル)と比べて0.0023ドル程度のユーロ高水準だった。米雇用統計発表後に米金利が低下すると全般ドル売りが活発化。23時前に一時1.0545ドルと日通し高値を更新した。

 ユーロ円は頭が重い。24時時点では140.65円と22時時点(141.34円)と比べて69銭程度のユーロ安水準。ユーロドルの上昇につれた買いが入った半面、ドル円の下落につれた売りが出たため、一時140.44円付近まで下押しした。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:133.24円 - 134.77円
ユーロドル:1.0484ドル - 1.0545ドル
ユーロ円:140.23円 - 141.45円


(中村)
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