今日の株式見通し=堅調か 米国株は終盤にかけて上げ幅を広げる

 東京市場は堅調か。米国株は上昇。ダウ平均は186ドル高の33704ドルで取引を終えた。序盤には下げる場面もあったが、中盤以降はしっかりで、終盤に高値をつける展開。パウエルFRB議長がスウェーデンのシンポジウムで発言したが、特段市場を刺激するような内容が出てこなかったことが一定の安心材料となった。ドル円は足元132円10銭近辺で推移している。CME225先物は円建てが大証日中終値と比べて95円高の26255円、ドル建てが125円高の26285円で取引を終えた。

 米国株高を好感した買いが入ると予想する。市場の注目はあす米国で発表される12月CPIで、米国株も様子見ムードは強かった。ただ、3指数とも引け味が良かったことや、為替が落ち着いていることなどから、売りの方が手控えられることになるだろう。直近で出てきた米指標からは、CPIに関してもそこまで強いものにはならないだろうという安心感もある。きのう同様、早い時間にこう着感が強まりそうだが、小高い水準で落ち着いた動きが続くと予想する。日経平均の予想レンジは26100円-26350円
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