今日の株式見通し-堅調か 米国株は3指数がそろって上昇

 東京市場は堅調か。米国株は上昇。ダウ平均は133ドル高の33269ドルで取引を終えた。直近の下げに対する押し目買いが優勢。ただ、昨年12月開催のFOMC議事録ではFRBが金融引き締めに注力する姿勢が示されたことから上値は重く、プラス圏とマイナス圏を行き来した。ドル円は足元132円50銭近辺で推移している。CME225先物は円建てが大証日中終値と比べて215円高の25825円、ドル建てが250円高の25860円で取引を終えた。

 株式市場にネガティブな材料がありながらも米3指数がそろってプラスで終えており、日本株もこれを好感した買いが入ると予想する。きのうの大発会は、金融株を除いてほぼ全面安となったため、幅広い銘柄が見直されるだろう。ただ、米国株はスカッとした上げ方ではなかったため、上に値幅が出れば戻り売りも出てくると思われる。高く始まった後は上にも下にも動きづらく、方向感に欠ける地合いが続きそうだ。日経平均の予想レンジは25600円-25950円
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