ニューヨーク外国為替市場概況・2時 ユーロドル、伸び悩み

 11日のニューヨーク外国為替市場でユーロドルは伸び悩み。2時時点では1.0739ドルと24時時点(1.0769ドル)と比べて0.0030ドル程度のユーロ安水準だった。相場をけん引していたユーロポンドやユーロスイスフランなどユーロクロスの買いが一服したため、1.0776ドルを高値に1.0730ドル台まで失速している。なお、レーン・フィンランド中銀総裁からは「金利は依然として大幅に上昇する必要がある」などの発言が伝わったが、大きな反応は見られていない。

 ユーロ円は上値が重い。2時時点では142.38円と24時時点(142.72円)と比べて34銭程度のユーロ安水準だった。全般ユーロが失速するとユーロ円も142.30円台まで水準を切り下げている。

 ドル円は2時時点では132.58円と24時時点(132.52円)と比べて6銭程度のドル高水準だった。米長期金利の低下などを受けて一時は132.39円付近まで下押しする場面があったが、ユーロドルが伸び悩んだことも支えに132.60円台まで持ち直している。

本日これまでの参考レンジ 
ドル円:132.07円 - 132.87円
ユーロドル:1.0726ドル - 1.0776ドル
ユーロ円:141.83円 - 142.86円


(越後)
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