東京外国為替市場概況・15時 ドル円、もみ合い

 13日午後の東京外国為替市場でドル円はもみ合い。15時時点では129.16円と12時時点(129.14円)と比べて2銭程度のドル高水準だった。日銀が臨時の国債買い入れオペを行うなど、金利上昇への対応を取っていることで東京午前につけた128.66円を底に下げ渋った。15時前にはようやく本邦10年債利回りは日銀の上限目標とする0.50%を割り込んだが、ドル円への影響は限られ129円前半でもみ合いになったまま。

 ユーロ円はやや上値が重い。15時時点では139.98円と12時時点(140.07円)と比べて9銭程度のユーロ安水準だった。軟調な日経平均やダウ先物の動きを嫌気したのか、やや上値が重くなっている。

 ユーロドルは小幅安。15時時点では1.0837ドルと12時時点(1.0845ドル)と比べて0.0008ドル程度のユーロ安水準だった。ユーロ円の上値がやや重いことで、ユーロドルは小幅に売られている。もっとも、一日を通してのレンジは36Pipsしかない。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:128.66円 - 129.43円
ユーロドル:1.0832ドル - 1.0868ドル
ユーロ円:139.82円 - 140.40円

(松井)
株式会社DZHフィナンシャルリサーチより提供している情報(以下「情報」といいます。)は、 情報提供を目的とするものであり、特定通貨の売買や、投資判断ならびに外国為替証拠金取引その他金融商品の投資勧誘を目的としたものではありません。 投資に関する最終決定はあくまでお客様ご自身の判断と責任において行ってください。情報の内容につきましては、弊社が正確性、確実性を保証するものではありません。 また、予告なしに内容を変更することがありますのでご注意ください。 商用目的で情報の内容を第三者へ提供、再配信を行うこと、独自に加工すること、複写もしくは加工したものを第三者に譲渡または使用させることは出来ません。 情報の内容によって生じた如何なる損害についても、弊社は一切の責任を負いません。