東京外国為替市場概況・17時 ドル円、下げ幅拡大

 13日午後の東京外国為替市場でドル円は下げ幅を拡大。17時時点では128.37円と15時時点(129.16円)と比べて79銭程度のドル安水準だった。欧州勢が参入しつつあるなか欧州通貨が対円で弱含み始めると、ドル円も再び128円台へ。時間外の米10年債利回りが本日の上昇幅を縮めたことも重しとなり、17時前には昨年5月31日以来の安値となる128.25円までドル売り円買いが進んだ。

 ユーロ円は軟調。17時時点では139.27円と15時時点(139.98円)と比べて71銭程度のユーロ安水準だった。円高の流れは変わらず、139.03円まで下値を広げた。
 クロス円は売りが売りを呼ぶ展開となり、ポンド円が156.61円、スイスフラン円は138.17円まで下落。資源国通貨も豪ドル円が89.41円、カナダドル円も96.00円まで下値を広げている。

 ユーロドルは17時時点では1.0849ドルと15時時点(1.0837ドル)と比べて0.00012ドル程度のユーロ高水準だった。円絡み中心の取引のため、1.0840ドルを挟み方向感がでなかった。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:128.25円 - 129.43円
ユーロドル:1.0832ドル - 1.0868ドル
ユーロ円:139.03円 - 140.40円


(小針)
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