欧州外国為替市場概況・20時 ドル円、買い戻し一巡

 16日の欧州外国為替市場でドル円は買い戻しが一巡。20時時点では128.39円と17時時点(127.97円)と比べて42銭程度のドル高水準だった。日銀の緩和修正観測を背景にこれまで進んできた円高・ドル安に対する調整の買い戻しが128.87円まで強まったが、その動きが落ち着いてきた。一時128.28円前後まで下押したものの、一定の底堅さは維持した。

 ユーロ円も買い戻し一巡。20時時点では139.05円と、17時時点(138.58円)と比べて47銭程度のユーロ高水準だった。139.28円まで上昇後、138.82円前後へ反落。その後は139円付近に戻した。

 ユーロドルはもみ合い。20時時点では1.0830ドルと17時時点(1.0829ドル)と比べて0.0001ドル程度のユーロ高水準だった。対円でのドル強含みが重しとなり一時1.0802ドルまで軟化。しかし、1.08ドルの節目を抜けて下落幅を大きく広げるような底割れ状態にならず戻した。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:127.23円 - 128.87円
ユーロドル:1.0802ドル - 1.0874ドル
ユーロ円:138.23円 - 139.28円

(関口)
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