東京マーケットダイジェスト・23日 円安・株高

(23日終値:15時時点)
ドル円:1ドル=129.85円(前営業日NY終値比△0.25円)
ユーロ円:1ユーロ=141.43円(△0.75円)
ユーロドル:1ユーロ=1.0892ドル(△0.0036ドル)
日経平均株価:26906.04円(前営業日比△352.51円)
東証株価指数(TOPIX):1945.38(△18.51)
債券先物3月物:147.63円(△0.63円)
新発10年物国債利回り:0.375%(▲0.025%)
ユーロ円TIBOR3カ月物:▲0.00600%(横ばい)

※△はプラス、▲はマイナスを表す。

(主な国内経済指標) 
特になし

(各市場の動き)
・ドル円は底堅い。ウォールストリート・ジャーナル紙のFEDウォッチャー、ニック・ティミラオス記者が米連邦準備理事会(FRB)の見通しがややハト派よりだったことで対欧州通貨を中心にドル売りが強まった影響を受けた。一時129.04円まで下落したが、節目の129円を前に下げ止まると、一巡後は一転して買いが優勢に。日銀が5年物の共通担保オペ(オファー額:1兆円)を通告すると買いが加速し、一時129.95円まで買い上げられた。

・ユーロ円は買い優勢。140円台後半でのもみ合いが続いていたが、日銀の共通担保オペ実施を受けて円安が進むと一時141.48円まで上昇した。

・ユーロドルは強含み。レーン・フィンランド中銀総裁が週末に「冬と春先に大幅利上げする根拠がある」と発言したうえ、FEDウォッチャーの見解を受けてユーロ高・ドル安が進行。一時1.0903ドルと昨年4月以来の高値を付けた。

・日経平均株価は続伸。先週末の米ハイテク株が堅調に推移したことで半導体関連株が買われた。主力の値嵩株にも買いが入ったほか、午後に外国為替市場で円安が進むと輸出関連株にも買いが入り、指数は一時380円超高まで上げ幅を拡大した。

・債券先物相場は6日続伸。日銀が5年物の共通担保オペを通知したことをきっかけに買いが優勢となり、一時147.74円まで急伸した。

(越後)
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