欧州外国為替市場概況・20時 ドル円、伸び悩み

 30日の欧州外国為替市場でドル円は伸び悩み。20時時点では129.87円と17時時点(129.60円)と比べて27銭程度のドル高水準だった。時間外の米10年債利回りの上昇を背景に一時130.18円付近まで値を上げたが、東京午前に付けた高値130.29円を前に戻り売りに押されると129.80円台まで上げ幅を縮めた。対ユーロ主導でドル売りが強まった影響も受けた。

 ユーロドルは堅調。20時時点では1.0910ドルと17時時点(1.0862ドル)と比べて0.0048ドル程度のユーロ高水準だった。独長期金利の上昇がユーロ買い・ドル売りにつながったほか、ユーロ豪ドルなどユーロクロスの上昇も支えとなり、一時1.0914ドルと日通し高値を付けた。

 ユーロ円は買い優勢。20時時点では141.69円と17時時点(140.78円)と比べて91銭程度のユーロ高水準だった。ユーロ高が進んだ流れに沿って一時141.84円まで買い上げられた。

本日これまでの参考レンジ 
ドル円:129.21円 - 130.29円
ユーロドル:1.0853ドル - 1.0914ドル
ユーロ円:140.56円 - 141.84円


(越後)
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