今日の株式見通し=軟調か 米国株は金融引き締めを警戒して下落

 東京市場は軟調か。米国株は下落。ダウ平均は207ドル安の33949ドルで取引を終えた。FRBのウォラー理事やニューヨーク連銀のウィリアムズ総裁からタカ派的な発言が出てきたことから金融引き締め長期化懸念が高まり、幅広い銘柄が売りに押された。ドル円は足元131円30銭近辺で推移している。CME225先物は円建てが大証日中終値と比べて205円安の27395円、ドル建てが180円安の27420円で取引を終えた。

 米国株安を受けて売りに押される展開を予想する。米国の10年債利回りは低下しているにもかかわらず、米国株は金融引き締めを警戒して下落しており、全般的に手がけづらさが強まるだろう。CME225先物からは27500円割れからのスタートも想定されるが、日経平均はきのう場中に27500円を割り込んでおり、節目より下での押し目買いも盛り上がりづらい。むしろ27500円より上が重くなりそうで、場中も下押し圧力の強い地合いが続くと予想する。日経平均の予想レンジは27300円-27600円
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