今日の株式見通し=小動きか 米国株は下落も円安が一段と進行

 東京市場は小動きか。米国株は下落。ダウ平均は34ドル安の33891ドルで取引を終えた。先週末の強い1月雇用統計を受けて、本日7日のパウエルFRB議長の講演を前に警戒売りが広がった。ただ、一時200ドル超下げたところからは値を戻した。ドル円は足元132円60銭近辺で推移している。CME225先物は円建てが大証日中終値と比べて5円高の27685円、ドル建てが25円高の27705円で取引を終えた。

 米国株が下げており買いは入れづらいが、円安が一段と進行しており、日本株を一定程度下支えするだろう。本日国内ではソフトバンクGや任天堂などの決算発表が控えており、米国ではパウエル議長講演のほか、バイデン大統領による一般教書演説が予定されている。日米で内容を見極めたい材料が多く、指数は大きく動くことを嫌って現状水準近辺でのもみ合いが続くと予想する。日経平均の予想レンジは27550円-27800円
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