ニューヨーク外国為替市場概況・2時 ドル円、上昇一服

 8日のニューヨーク外国為替市場でドル円は上昇が一服。2時時点では131.27円と24時時点(131.38円)と比べ11銭程度のドル安水準だった。米10年債利回りが1月6日以来の高水準3.69%台まで上昇するなか、ドル円は131.54円まで上値を伸ばした。米長期金利の上昇が頭打ちとなり、ドル円は6日のレンジ下限に達した同水準を上値に伸び悩んだ。

 ユーロドルは小戻し。2時時点では1.0733ドルと24時時点(1.0724ドル)と比べて0.0009ドル程度のユーロ高水準だった。米長期金利の上昇を受けたドル高に押され、1.0714ドルまで下値を探った。米金利上昇・ドル買いが一巡すると、一時1.0736ドル前後へ戻した。

 ユーロ円は小動き。2時時点では140.89円と24時時点(140.90円)と比べ1銭程度のユーロ安水準だった。ドル円の上昇にともなう141.03円までのじり高が一服し、ユーロドルが小戻しとなるなか、141円割れの水準でもみ合った。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:130.60円 - 131.54円
ユーロドル:1.0714ドル - 1.0761ドル
ユーロ円:140.29円 - 141.03円

(関口)
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