ニューヨーク外国為替市場概況・24時 ドル円、弱含み

 9日のニューヨーク外国為替市場でドル円は弱含み。24時時点では130.67円と22時時点(130.79円)と比べて12銭程度のドル安水準だった。前週分の米新規失業保険申請件数が19.6万件と予想の19.0万件より弱い内容だったことが分かると、米長期金利の低下とともにドル売りが先行。23時前に一時130.35円と日通し安値を更新した。

 ユーロドルは強含み。24時時点では1.0780ドルと22時時点(1.0769ドル)と比べて0.0011ドル程度のユーロ高水準だった。低調な米経済指標を受けてドル売りが先行すると、一時1.0791ドルと本日高値を更新した。

 ユーロ円はもみ合い。24時時点では140.87円と22時時点(140.85円)と比べて2銭程度のユーロ高水準。ドル円とユーロドルの値動きの影響を同時に受けたため、相場は方向感が出なかった。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:130.35円 - 131.83円
ユーロドル:1.0710ドル - 1.0791ドル
ユーロ円:140.48円 - 141.33円

(中村)
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