東京マーケットダイジェスト・10日 ユーロ小幅安・株高

(10日終値:15時時点)
ドル円:1ドル=131.56円(前営業日NY終値比▲0.03円)
ユーロ円:1ユーロ=141.11円(▲0.21円)
ユーロドル:1ユーロ=1.0726ドル(▲0.0014ドル)
日経平均株価:27670.98円(前営業日比△86.63円)
東証株価指数(TOPIX):1986.96(△1.96)
債券先物3月物:146.54円(▲0.15円)
新発10年物国債利回り:0.490%(横ばい)
ユーロ円TIBOR3カ月物:▲0.00600%(横ばい)

※△はプラス、▲はマイナスを表す。

(主な国内経済指標)        <発表値>   <前回発表値>
1月企業物価指数
前月比                0.0%      0.7%・改
前年比                9.5%      10.5%・改

※改は改定値を表す。▲はマイナス。

(各市場の動き)
・ドル円はもみ合い。米長期金利や日経平均株価の上昇などを支えに買いが先行し、昨日高値の131.83円を上抜けて一時131.88円まで値を上げた。もっとも、その後は日経平均が伸び悩んだ影響もあって節目の132.00円手前で買い一服となり、131円台後半で神経質に上下した。

・ユーロ円は上値が重い。日本株高を支えに一時141.50円まで上昇する場面もあったが、その後は日経平均の伸び悩みやユーロドルの下落の影響もあって141.00円まで押し戻された。

・ユーロドルは小安い。米金利やドル円の上昇を受けた売りに押され、一時1.0717ドルまで弱含む場面があった。

・日経平均株価は4営業日ぶりに反発。外国為替市場での円安進行が輸出関連株を押し上げたほか、好決算銘柄にも買いが入り、指数は一時230円近く上昇した。もっとも、後場に入ると上海株などアジア株安の影響を受けて次第に上げ幅を縮小した。

・債券先物相場は5日続落。昨日の米国債券相場が下落した流れを引き継いで売りが先行し、一時146円47銭まで下落した。

(岩間)
株式会社DZHフィナンシャルリサーチより提供している情報(以下「情報」といいます。)は、 情報提供を目的とするものであり、特定通貨の売買や、投資判断ならびに外国為替証拠金取引その他金融商品の投資勧誘を目的としたものではありません。 投資に関する最終決定はあくまでお客様ご自身の判断と責任において行ってください。情報の内容につきましては、弊社が正確性、確実性を保証するものではありません。 また、予告なしに内容を変更することがありますのでご注意ください。 商用目的で情報の内容を第三者へ提供、再配信を行うこと、独自に加工すること、複写もしくは加工したものを第三者に譲渡または使用させることは出来ません。 情報の内容によって生じた如何なる損害についても、弊社は一切の責任を負いません。