ニューヨーク外国為替市場概況・2時 ドル円、底堅い

 15日のニューヨーク外国為替市場でドル円は底堅い。2時時点では134.22円と24時時点(134.14円)と比べて8銭程度のドル高水準だった。米10年債利回りが3.8068%前後まで上昇幅を拡大したことをながめ、一時134.33円と1月6日以来の高値を更新。なお、主要通貨に対するドルの値動きを示すドルインデックスも1月6日以来の高値となる104.07付近まで上昇した。

 ユーロ円はじり高。2時時点では143.37円と24時時点(143.11円)と比べて26銭程度のユーロ高水準だった。ドル円の上昇につれた買いが入ったほか、安く始まったダウ平均が徐々に下げ幅を縮小していることも相場を支え、一時143.44円と昨年12月20日以来の高値をつけた。

 ユーロドルは売りが一服。2時時点では1.0682ドルと24時時点(1.0669ドル)と比べて0.0013ドル程度のユーロ高水準だった。欧州時間からの売りの流れは一服。1時前に1.0665ドルまでわずかに本日安値を更新する場面もあったが、総じて本日安値圏での方向感を欠いた動きとなった。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:132.55円 - 134.33円
ユーロドル:1.0665ドル - 1.0745ドル
ユーロ円:142.35円 - 143.44円

(岩間)
株式会社DZHフィナンシャルリサーチより提供している情報(以下「情報」といいます。)は、 情報提供を目的とするものであり、特定通貨の売買や、投資判断ならびに外国為替証拠金取引その他金融商品の投資勧誘を目的としたものではありません。 投資に関する最終決定はあくまでお客様ご自身の判断と責任において行ってください。情報の内容につきましては、弊社が正確性、確実性を保証するものではありません。 また、予告なしに内容を変更することがありますのでご注意ください。 商用目的で情報の内容を第三者へ提供、再配信を行うこと、独自に加工すること、複写もしくは加工したものを第三者に譲渡または使用させることは出来ません。 情報の内容によって生じた如何なる損害についても、弊社は一切の責任を負いません。