東京外国為替市場概況・15時 ドル円、伸び悩み

 21日午後の東京外国為替市場でドル円は伸び悩み。15時時点では134.31円と12時時点(134.47円)と比べて16銭程度のドル安水準だった。12時過ぎに134.50円まで上昇したものの、再び昨日高値の134.54円を前に上値を抑えられると134.29円付近まで売りに押される場面があった。新発10年物利回りが一時0.505%まで上昇したことも重しとなった。

 ユーロドルは売り一服。15時時点では1.0673ドルと12時時点(1.0663ドル)と比べて0.0010ドル程度のユーロ高水準だった。香港ハンセン株が軟調に推移するなか、対オセアニア通貨などを中心にドル買いが強まった影響から一時1.0662ドルまで下押しした。もっとも、欧州勢の本格参入を前に一段安ともならなかった。

 ユーロ円は15時時点では143.36円と12時時点(143.40円)と比べて4銭程度のユーロ安水準だった。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:134.15円 - 134.50円
ユーロドル:1.0662ドル - 1.0689ドル
ユーロ円:143.17円 - 143.59円


(越後)
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