ニューヨーク外国為替市場概況・2時 ドル円、上値重い

 23日のニューヨーク外国為替市場でドル円は上値が重い。2時時点では134.80円と24時時点(134.87円)と比べて7銭程度のドル安水準だった。米長期金利の低下を受けた売りが継続。ロンドンフィキシング(日本時間1時)に向けて買い戻された場面でも134.90円台までだった。上昇して始まった米株主要指数がマイナスに沈んだことも重しとなり、134.63円まで日通し安値を更新した。
 
 ユーロ円は地合い弱い。2時時点では142.65円と24時時点(143.06円)と比べて41銭程度のユーロ安水準。米株安を受けたリスク回避ムードの広がりでクロス円全般に軟調推移となり、142.61円までユーロ売り円買いが進んだ。
 ほか、ポンド円が161.86円、豪ドル円が91.43円、カナダドル円は99.27円まで外貨安・円高に傾いた。

 ユーロドルは弱含み。2時時点では1.0582ドルと24時時点(1.0607ドル)と比べて0.0025ドル程度のユーロ安水準だった。弱いユーロ円に引きずられ、1月6日以来の安値となる1.0579ドルまで下値を広げた。
 またリスクに敏感な豪ドルも対ドルで0.6784ドルまで売り込まれた。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:134.63円 - 135.36円
ユーロドル:1.0579ドル - 1.0628ドル
ユーロ円:142.61円 - 143.52円


(小針)
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