ニューヨーク外国為替市場概況・2時 ドル円、底堅い

 24日のニューヨーク外国為替市場でドル円は底堅い。2時時点では136.36円と24時時点(136.16円)と比べて20銭程度のドル高水準だった。米・中長期金利の高止まりを支えに、再び136.40円台まで強含んだ。
 なおジェファーソン米連邦準備理事会(FRB)理事の発言「賃金の伸びは依然として高すぎる」が伝わったほか、メスター米クリーブランド連銀総裁も「インフレリスクは依然として上向きに傾いている」と述べた。

 ユーロドルは戻りが限定。2時時点では1.0544ドルと24時時点(1.0547ドル)と比べて0.0003ドル程度のユーロ安水準だった。何度か買い戻される場面はあったものの1.0560ドル付近で頭を抑えられた。米金利先高観の強まりが依然として重しとなっている。

 ユーロ円は強含み。2時時点では143.78円と24時時点(143.62円)と比べて16銭程度のユーロ高水準。買いの流れが継続され、24時30分過ぎには143.86円まで日通し高値を更新した。また同じタイミングでポンド円も163.01円まで上値を伸ばした。
 他、原油高も支えにカナダドル円が100円台を回復し、100.20円までカナダドル高が進んでいる。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:134.06円 - 136.46円
ユーロドル:1.0536ドル - 1.0615ドル
ユーロ円:142.15円 - 143.86円


(小針)
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