ニューヨーク外国為替市場概況・4時 ドル円、しっかり

 24日のニューヨーク外国為替市場でドル円はしっかり。4時時点では136.47円と2時時点(136.36円)と比べて11銭程度のドル高水準だった。予想を上回った1月米PCEデフレーターを受けたドル高の流れが継続され、昨年12月20日以来の高値となる136.52円まで買われた。追加利上げの必要性を訴えたコリンズ米ボストン連銀総裁が、「引き上げた金利を長期間維持する可能性もある」との見解を示したことも支えとなった。

 ユーロドルは上値が重い。4時時点では1.0545ドルと2時時点(1.0544ドル)と比べて0.0001ドル程度のユーロ高水準だった。米金利が高止まりしているため反発力は限られたまま。もっとも週末を控え手控えムードも出つつあり、値幅自体は狭かった。

 ユーロ円は強含み。4時時点では143.91円と2時時点(143.78円)と比べて13銭程度のユーロ高水準。ドル円につれて144.01円まで上値を伸ばした。21日につけた昨年12月20日以来の高値144.16円が視野に入っている。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:134.06円 - 136.52円
ユーロドル:1.0536ドル - 1.0615ドル
ユーロ円:142.15円 - 144.01円


(小針)
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