今日の株式見通し=軟調か 強い経済指標を受けて米国株は大幅安

 東京市場は軟調か。先週末の米国株は下落。ダウ平均は336ドル安の32816ドルで取引を終えた。1月の個人消費支出 (PCE) が市場予想を上回ったことから、インフレ長期化への警戒が高まる展開。10年債利回りが上昇し、テクノロジー株や不動産株など金利上昇に弱い銘柄群が下げを主導した。ドル円は足元136円40銭近辺と、ドル高・円安に傾斜している。
 CME225先物は円建てが大証日中終値と比べて50円安の27330円、ドル建てが45円安の27335円で取引を終えた。

 米国株の大幅安を受けて、売りに押される展開を予想する。ただ、円安が進行している点は、日本株を一定程度下支えするだろう。米金利上昇に対する警戒からグロース株は敬遠されると思われるが、バリュー株には資金が向かうと思われる。米国株に比べると下げの度合いは限られ、序盤で下を試した後は底堅く推移すると予想する。日経平均の予想レンジは27200円-27450円
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