今日の株式見通し-小動きか 米国株はまちまちで手がかり難

 東京市場は小動きか。先週末の米国株はまちまち。ダウ平均が上昇し、S&P500とナスダックが下落。ダウ平均は129ドル高の33826ドルで取引を終えた。インフレ長期化への警戒から売りが先行。グロース株が下げを先導した。ただ、ヘルスケアや公益などディフェンシブセクターが買われたことで、ダウ平均は後半にかけてプラス圏に浮上した。ドル円は足元134円30銭近辺で推移している。CME225先物は円建てが大証日中終値と比べて45円高の27505円、ドル建てが50円高の27510円で取引を終えた。

 目新しい材料には乏しく、米国株は3指数の方向性がそろわなかった。下落したS&P500とナスダックも高値圏で終えており、日本株は強弱感が定まらないとみる。朝から北朝鮮がミサイルの可能性があるものを複数発射したとのニュースが流れており、上値は重いだろう。しかし、日経平均は27500円より下では押し目買いが入りやすく、円安も日本株をサポートする。本日の米国はワシントン誕生記念日で休場。あすも手がかり難となりそうな中、27500円近辺でのもみ合いが続くと予想する。日経平均の予想レンジは27350円-27650円
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