ニューヨーク外国為替市場概況・24時 ドル円、一時137円台乗せ
2日のニューヨーク外国為替市場でドル円は伸び悩み。24時時点では136.63円と22時時点(136.79円)と比べて16銭程度のドル安水準だった。10-12月期米単位労働コスト改定値が前期比年率3.2%と予想の1.6%を上回り、速報値の1.1%から大幅に上方修正されたうえ、前週分の米新規失業保険申請件数が19.0万件と予想の19.5万件より強い内容だったことが伝わると、米長期金利の上昇とともにドル買いが先行。23時前に一時137.09円と昨年12月20日以来の高値を更新した。米10年債利回りは一時4.0813%前後と昨年11月10日以来の高水準を記録した。
ただ、137円台では利食い売りや戻り売りなどが出たため、滞空時間は短かった。市場では「200日移動平均線が位置する137.27円付近が重要なレジスタンスとして意識されている」との声も聞かれた。
ユーロドルは弱含み。24時時点では1.0599ドルと22時時点(1.0606ドル)と比べて0.0007ドル程度のユーロ安水準だった。米雇用市場の底堅さを背景に米連邦準備理事会(FRB)による利上げが長期化するとの観測が改めて強まると、ユーロ売り・ドル買いが優勢に。23時前に一時1.0582ドルと日通し安値を付けた。
ユーロ円は頭が重い。24時時点では144.82円と22時時点(145.08円)と比べて26銭程度のユーロ安水準。ドル円の上昇につれた買いが入った半面、ユーロドルの下落につれた売りが出たため、一時本日安値となる144.80円まで下押しした。
本日これまでの参考レンジ
ドル円:136.02円 - 137.09円
ユーロドル:1.0582ドル - 1.0673ドル
ユーロ円:144.80円 - 145.57円
(中村)
ただ、137円台では利食い売りや戻り売りなどが出たため、滞空時間は短かった。市場では「200日移動平均線が位置する137.27円付近が重要なレジスタンスとして意識されている」との声も聞かれた。
ユーロドルは弱含み。24時時点では1.0599ドルと22時時点(1.0606ドル)と比べて0.0007ドル程度のユーロ安水準だった。米雇用市場の底堅さを背景に米連邦準備理事会(FRB)による利上げが長期化するとの観測が改めて強まると、ユーロ売り・ドル買いが優勢に。23時前に一時1.0582ドルと日通し安値を付けた。
ユーロ円は頭が重い。24時時点では144.82円と22時時点(145.08円)と比べて26銭程度のユーロ安水準。ドル円の上昇につれた買いが入った半面、ユーロドルの下落につれた売りが出たため、一時本日安値となる144.80円まで下押しした。
本日これまでの参考レンジ
ドル円:136.02円 - 137.09円
ユーロドル:1.0582ドル - 1.0673ドル
ユーロ円:144.80円 - 145.57円
(中村)