ニューヨーク外国為替市場概況・24時 ドル円、下げ渋り

 3日のニューヨーク外国為替市場でドル円は下げ渋り。24時時点では136.07円と22時時点(136.23円)と比べて16銭程度のドル安水準だった。米10年債利回りが3.97%台まで低下したことなどを手掛かりに円買い・ドル売りが先行。23時過ぎに一時135.81円と日通し安値を更新した。
 ただ、24時発表の2月米ISM非製造業指数が55.1と予想の54.5を上回ったことが伝わると、136.33円付近まで下げ幅を縮めた。

 ユーロドルは伸び悩み。24時時点では1.0606ドルと22時時点(1.0612ドル)と比べて0.0006ドル程度のユーロ安水準だった。米長期金利の低下に伴うユーロ買い・ドル売りが先行し一時1.0630ドルと日通し高値を付けたものの、予想を上回る米経済指標を受けてユーロ売り・ドル買いが強まると一時1.0592ドルと日通し安値を付けた。

 ユーロ円はじり安。24時時点では144.37円と22時時点(144.58円)と比べて21銭程度のユーロ安水準。ユーロドルの上昇につれた買いが入った半面、ドル円の下落につれた売りが出たため一時144.30円と本日安値を付けた。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:135.81円 - 136.79円
ユーロドル:1.0592ドル - 1.0630ドル
ユーロ円:144.30円 - 145.04円


(中村)
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