ニューヨーク外国為替市場概況・24時 ユーロドル、底堅い

 6日のニューヨーク外国為替市場でユーロドルは底堅い。24時時点では1.0669ドルと22時時点(1.0641ドル)と比べて0.0028ドル程度のユーロ高水準だった。ホルツマン・オーストリア中銀総裁が「3月、5月、6月、7月に0.50%の利上げを行うべき」と述べたことが引き続きユーロ買いを誘った。米長期金利の低下に伴うユーロ買い・ドル売りも入り、一時1.0674ドルと日通し高値を更新した。

 ドル円は上値が重い。24時時点では135.90円と22時時点(135.98円)と比べて8銭程度のドル安水準だった。米10年債利回りが3.89%台まで低下したことが相場の重し。

 ユーロ円は堅調。24時時点では144.99円と22時時点(144.70円)と比べて29銭程度のユーロ高水準。オーストリア中銀総裁の発言をきっかけにユーロ買いが進む中、24時前に一時145.10円と本日高値を更新した。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:135.37円 - 136.19円
ユーロドル:1.0613ドル - 1.0674ドル
ユーロ円:144.12円 - 145.10円


(中村)
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