10日の主な要人発言(時間は日本時間)

10日09:18 鈴木財務相
「日銀黒田体制10年、デフレでない状況作り出す大きな成果をあげてきた」
「今後の日銀には、引き続き政府との連携のもと経済・物価・金融情勢を踏まえ適切に金融政策が行われることを期待する」
「この間国債発行残高が1000兆円に達する状況となっていることは強く認識している」

10日11:36 日本銀行声明
「コアCPI、価格転嫁の影響減衰などで来年度半ばにかけプラス幅縮小していく」
「コアCPI、需給ギャップ改善や中長期的な予想物価上昇率・賃金上昇率の高まりで再びプラス幅緩やかに拡大」
「予想物価上昇率、上昇している」

10日15:37 黒田日銀総裁
「輸出や鉱工業生産は供給制約の影響緩和で横ばい」
「個人消費は物価上昇の影響を受けつつも感染症の影響が和らぎ緩やかに増加」
「感染症の影響を注視しつつ必要あれば躊躇なく追加緩和」
「消費者物価は来年度半ばにかけてプラス幅を縮小へ」
「大規模金融緩和、政府対策も相まり経済や物価の押し上げ効果発揮」
「副作用に対処しつつ持続的・効果的に金融緩和を実施してきた」
「(賃金動向)労使交渉に期待」
「次期総裁の物価安定・金融システム安定に向けた手腕発揮を期待」
「(任期中)2%物価目標の実現に至らず残念」
「大幅な金融緩和を続け、賃金を上げやすい環境を整えていくこと重要」
「金融市場や為替市場、経済や物価への影響を注視」
「2%物価目標や賃上げ伴う達成、少し近づいた」
「日本経済の潜在成長力が発揮され金融緩和は成功」
「副作用より効果が大きかった」
「出口戦略、論じるのは時期尚早」
「(出口戦略)目標達成時の経済や金融情勢に合わせるべき」
「新たな方針での金利形成定着にはある程度時間を要する」
「市場機能、徐々に改善へ」
「金融政策の副作用累積も、大きくなっていると思わず」
「金融政策の変化あったとすれば任期後半3年のコロナオペ」
「賃金や物価が上がらない慣行、予想より根強かった」

※時間は日本時間


(中村)
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