ニューヨーク外国為替市場概況・4時 ドル円、買い一服

 16日のニューヨーク外国為替市場でドル円は買い一服。4時時点では133.50円と2時時点(133.44円)と比べて6銭程度のドル高水準。米10年債利回りが3.58%台まで上昇したことで、米金利の動向に敏感なドル円は上げ幅を広げ133.83円まで上昇した。しかし、UBSとクレディ・スイスの統合案が反対されたとの報道が流れると、買いは一服となり133.40円前後まで戻した。

 ユーロドルは方向感がない。4時時点では1.0612ドルと2時時点(1.0619ドル)と比べて0.0007ドル程度のユーロ安水準だった。ユーロ円の買いなどで買われる場面もあったが、スイス大手2行の統合案が否定されると1.06ドル台を一時割り込んだ。もっとも、下値も限られすぐに1.06ドル台に乗せ方向感が出ないまま。

 ユーロ円はもみ合い。4時時点では141.68円と2時時点(141.70円)と比べて2銭程度のユーロ安水準。ドル円に連れて141.92円まで上昇したが、ドル円の上値が抑えられると141円後半でもみ合いになった。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:131.72円 - 133.83円
ユーロドル:1.0551ドル - 1.0635ドル
ユーロ円:139.13円 - 141.92円

(松井)
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