ニューヨーク外国為替市場概況・4時 ドル円、上値が重い

 14日のニューヨーク外国為替市場でドル円は上値が重い。4時時点では134.16円と2時時点(134.39円)と比べて23銭程度のドル安水準。大幅に反発していた米地銀株が上昇幅を縮小すると、歩調を合わせるようにダウ平均も上げ幅を縮めた。株価の値動きに連れてドル円も徐々に上値が重くなり、一時134.04円前後まで売られ上値が重くなっている。米2年債利回りが4.39%台から4.20%台まで低下したこともドル売りを促した。

 ユーロドルは強含み。4時時点では1.0741ドルと2時時点(1.0717ドル)と比べて0.0024ドル程度のユーロ高水準だった。米株が下がり始めると、ユーロに対してもドル売りが進んだ。5時前には1.0750ドルまでユーロドルは強含み、日通し高値を更新した。

 ユーロ円は小高い。4時時点では144.10円と2時時点(144.03円)と比べて7銭程度のユーロ高水準。ドルが弱含む中で、ユーロに対するドル安が比較的大きかったことで、ユーロ円は小高く推移。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:133.03円 - 134.90円
ユーロドル:1.0679ドル - 1.0750ドル
ユーロ円:142.54円 - 144.41円

(松井)
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