東京外国為替市場概況・8時 ドル円、買いが優勢

 27日の東京外国為替市場でドル円は買いが優勢。8時時点では130.79円とニューヨーク市場の終値(130.73円)と比べて6銭程度のドル高水準だった。国内の外国為替証拠金取引(FX)業者の取引開始となる7時過ぎから買いが優勢となり、一時130.88円まで上値を広げた。

 ユーロドルは小高い。8時時点では1.0777ドルとニューヨーク市場の終値(1.0760ドル)と比べて0.0017ドル程度のユーロ高水準だった。先週末の米株式市場が続伸して引けたこともあり、リスク回避の動きがやや後退し、オセアニア通貨が買い先行で始まった。ユーロドルはオセアニア通貨の動きに連れて、1.0784ドルまで上昇し小高く始まっている。

 ユーロ円は堅調。8時時点では140.95円とニューヨーク市場の終値(140.66円)と比べて29銭程度のユーロ高水準だった。国内個人投資家によるドル円の買いなどもあり141.05円まで強含み、週明けは堅調に始まっている。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:130.41円 - 130.88円
ユーロドル:1.0745ドル - 1.0784ドル
ユーロ円:140.41円 - 141.05円

(松井)
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