今日の株式見通し=軟調か 米国株は金利上昇を嫌気して下落

 東京市場は軟調か。米国株は下落。ダウ平均は37ドル安の32394ドルで取引を終えた。中盤まではプラス圏で推移していたが買いが続かずマイナス転換。長期金利が上昇したことでハイテク株が売られており、全般的に上値の重い展開となった。ドル円は足元130円80銭近辺で推移している。CME225先物は円建てが大証日中終値と比べて60円安の27230円、ドル建てが5円高の27295円で取引を終えた。

 米国株安を受けて売りに押される展開を予想する。ダウ平均は小幅な下げにとどまっているが、ナスダック安が続いたことでハイテク株が嫌われるであろう。国内は本日が権利付き最終日で、あすに見た目の水準が切り下がる可能性が高い銘柄が多いことから、手掛けづらさも意識される。主力どころの銘柄の動きが鈍くなりそうで、全体もやや弱めで様子見姿勢の強い地合いが続くと予想する。日経平均の予想レンジは27300円-27600円
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