ニューヨーク外国為替市場概況･2時　ドル円、もみ合い

　28日のニューヨーク外国為替市場でドル円はもみ合い。2時時点では130.96円と24時時点（130.98円）と比べて2銭程度のドル安水準だった。131.00円を挟んだ水準でのもみ合いとなった。なお、バー米連邦準備理事会（FRB）副議長（銀行監督担当）は議会証言で銀行の規制・監督強化に意欲を示し、「シリコンバレー銀行（SVB）に対するFRBの監督を巡り、内部審査に加えて外部の独立した審査を行うことは適切であり、歓迎する」などと述べた。

　ユーロドルは底堅い。2時時点では1.0842ドルと24時時点（1.0832ドル）と比べて0.0010ドル程度のユーロ高水準だった。欧州中央銀行（ECB）の利上げ継続観測などを手掛かりに底堅く推移したが、1.0840ドル台で買いも一服。米金利が上昇幅を拡大していることもあり、積極的に上値を試す展開にはならなかった。

　ユーロ円は2時時点では141.98円と24時時点（141.88円）と比べて10銭程度のユーロ高水準だった。ユーロドルと同様に本日高値圏で底堅く推移した。


本日これまでの参考レンジ
ドル円：130.41円　-　131.60円
ユーロドル：1.0796ドル　-　1.0847ドル
ユーロ円：141.05円　-　142.15円

（岩間）