欧州外国為替市場概況・22時 ドル円、一段高

 29日の欧州外国為替市場でドル円は一段高。22時時点では132.52円と20時時点(131.89円)と比べて63銭程度のドル高水準だった。東京時間からの根強い円売りフローが継続し、上値を試す展開となった。低下していた米2・10年債利回りが一転上昇したことも買いを誘い、一時132.59円まで上値を伸ばした。

 ユーロ円は買い優位。22時時点では143.83円と20時時点(143.20円)と比べて63銭程度のユーロ高水準だった。円全面安の展開が続き、ユーロ円は143.91円と15日以来、約2週間ぶりの高値を更新したほか、ポンド円は163.48円、豪ドル円は88.52円、NZドル円は82.60円まで上げ幅を拡大した。

 ユーロドルは伸び悩み。22時時点では1.0853ドルと20時時点(1.0857ドル)と比べて0.0004ドル程度のユーロ安水準だった。ユーロ円の上昇とともに一時1.0871ドルまで値を上げたが、米金利上昇が上値を抑えた。

本日これまでの参考レンジ 
ドル円:130.76円 - 132.59円
ユーロドル:1.0818ドル - 1.0871ドル
ユーロ円:141.79円 - 143.91円


(越後)
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