欧州外国為替市場概況・22時 ドル円、一段高

 27日の欧州外国為替市場でドル円は一段高。22時時点では131.70円と20時時点(131.46円)と比べて24銭程度のドル高水準だった。米2年債利回りが3.98%台、米2年債利回りが3.50%台まで上昇幅を拡大するなか、さらに上値を試す展開となり、一時131.75円まで値を上げた。
 米地銀ファースト・シチズンズがシリコンバレー銀行(SVB)を買収したこと、先週末大きく下落したドイツ銀行株が大きく反発していることでリスクオフを巻き戻す動きが活発化している模様。

 ユーロ円は上げ幅を拡大。22時時点では141.88円と20時時点(141.56円)と比べて32銭程度のユーロ高水準だった。米株価指数先物や欧州株が堅調地合いを維持したことでリスクオンの円売りの流れが継続。ユーロ円は一時141.93円まで上昇した。

 ユーロドルは22時時点では1.0773ドルと20時時点(1.0768ドル)と比べて0.0005ドル程度のユーロ高水準だった。

本日これまでの参考レンジ 
ドル円:130.41円 - 131.75円
ユーロドル:1.0745ドル - 1.0784ドル
ユーロ円:140.41円 - 141.93円


(越後)
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