欧州外国為替市場概況・22時 ドル円、売り一服

 28日の欧州外国為替市場でドル円は売り一服。22時時点では130.66円と20時時点(130.95円)と比べて29銭程度のドル安水準だった。米2・10年債利回りが低下に転じる動きを見せると売りが優勢となり、アジア時間に付けた安値130.51円を下抜けて130.41円まで下げ足を速めた。もっとも、同水準である昨日安値で下げ止まると、米金利低下一服とともに130.80円付近まで切り返した。

 ユーロドルは小幅高。22時時点では1.0839ドルと20時時点(1.0822ドル)と比べて0.0017ドル程度のユーロ高水準だった。米・中長期金利の低下に伴ってドル安が進むと、一時1.0847ドルまで本日高値を伸ばした。もっとも、金利低下が一服すると1.0830ドル台まで伸び悩んだ。

 ユーロ円は22時時点では141.62円と20時時点(141.73円)と比べて11銭程度のユーロ安水準だった。ドル円が下落した場面で141.40円台まで下げたが、下値は限られた。

本日これまでの参考レンジ 
ドル円:130.41円 - 131.60円
ユーロドル:1.0796ドル - 1.0847ドル
ユーロ円:141.05円 - 142.15円


(越後)
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