今日の株式見通し=堅調か 米国株は半導体株が強く大幅高

 東京市場は堅調か。米国株は上昇。ダウ平均は323ドル高の32717ドルで取引を終えた。インテルやマイクロンなど半導体関連が大幅高となったことでリスク選好ムードが高まり、幅広い銘柄に買いが入った。株が強い中でドルが買われており、ドル円は足元132円70銭近辺で推移している。CME225先物は円建てが大証日中終値と比べて215円高の27805円、ドル建てが270円高の27860円で取引を終えた。なお、配当落ちに伴い、これまでCME225先物との間で生じていた価格のかい離は解消される。

 きょうは配当落ちの影響が約250円あり、見た目の水準は押し下げられる。ただ、米国株が非常に強かったことから、スタートから押し下げ分の大半を埋めてくると想定される。落ち分を完全に埋めてくれば、節目の28000円を試すような展開も期待できる。実質的には大幅高という展開が見込まれる中、個別の物色が活況となるだろう。ここ数日元気がなかった半導体株の躍進が予想される中、下げづらく上げやすい地合いが続くと予想する。日経平均の予想レンジは27700円-28050円
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