欧州外国為替市場概況・22時 ユーロ円、一段高

 30日の欧州外国為替市場でユーロ円は一段高。22時時点では144.85円と20時時点(144.22円)と比べて63銭程度のユーロ高水準だった。欧米株価指数が堅調地合いを維持するなかで円売りの流れが継続。3月独消費者物価指数(CPI)速報値が市場予想を上回ったことも追い風となり、一時145.01円まで上げ幅を拡大した。

 ドル円は底堅い。22時時点では132.77円と20時時点(132.58円)と比べて19銭程度のドル高水準だった。クロス円の上昇が支えとなったうえ、米・中長期金利が上昇したことも支えに132.80円台まで値を上げた。

 ユーロドルは強含み。22時時点では1.0910ドルと20時時点(1.0878ドル)と比べて0.0032ドル程度のユーロ高水準だった。良好な独CPIを受けてユーロ高が進むと、一時1.0920ドルまで上昇した。

本日これまでの参考レンジ 
ドル円:132.21円 - 132.89円
ユーロドル:1.0824ドル - 1.0920ドル
ユーロ円:143.14円 - 145.01円

(越後)
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