海外マーケットトピック-米FRB当局者、物価対応に一段の利上げ示唆

<市場動向>
・米国株式市場-NYダウは141ドル高と続伸 ナスダックは0.7%高 
・米債券市場-10年物国債利回りは3.55%と低下
・NY原油先物-5月限の終値は前営業日比1.40ドル高の1バレル=74.37ドル
・NY金先物-6月限は前営業日比13.2ドル高の1トロイオンス=1997.7ドル
・CME225先物-大阪取引所比で上昇 27940円で引け
・VIX指数-19.02へ低下 ハイテク株に買い

<海外経済指標>
・10-12月期米GDP確定値(前期比年率)+2.6%、予想 +2.7%
・前週分の米新規失業保険申請件数 19.8万件、予想 19.6万件
・3月独消費者物価指数(CPI、前年比)速報値 +7.4%、予想 +7.3%

<海外の要人発言>※時間は日本時間
・30日15:44 エルダーソン欧州中央銀行(ECB)専務理事
「インフレ見通しが合致すれば、利上げすべき」
「インフレは高すぎるため、押し下げる必要」
「3月会合での利上げは妥協しなかった」
・31日01:48 バーキン米リッチモンド連銀総裁
「インフレが続く場合、FRBはさらなる利上げが可能」
「信用収縮はインフレをより迅速に緩和する可能性」
「インフレが2%に低下することが時間がかかると認識」
「3月FOMCでは0.25%の利上げを支持」
・31日01:48 コリンズ米ボストン連銀総裁
「金融システムは弾力的であり堅固」
「インフレを低下させるためにいくらかの追加利上げが必要」
・31日02:28 カシュカリ米ミネアポリス連銀総裁
「パンデミック前の経済状況に戻ることができると確信」
「インフレは非常に高いが賃金が追いついていない」
「インフレをより低下させるため、1年を通して金利を高く保つ必要がある」

<一般ニュース>
・米FRB当局者、物価対応に一段の利上げ示唆 銀行問題が重しとも指摘=ロイター
・米GDP、22年第4四半期確報値は2.6%増に下方改定 個人消費引き下げ=ロイター
・バイデン政権、銀行規制強化を提案-監督当局に一連の変更を要請=BBG
・MSCIがESG格付け見直し、3万本以上のファンドを引き下げへ=BBG
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